樽酒の開け方
樽酒の開け方(鏡開きのやり方)


ご用意していただく物
・タオル・ふきん
・バール(くぎ抜き)
・はさみ
・木槌または金槌
・お茶こし
(樽酒のフタを開けた時に木屑を取ります)
  • 1.実演は来福酒造ベテラン樽職人の深見さんです。
  • 2.まずははさみで樽酒の上部の太縄を切り取ります。
  • 3.切ったあと、内側(樽側)に向けて折りこみます。
  • 4.バールを樽と鏡の間に木槌で打ちこみ、ゆっくりとこじあけてください。
  • 5.左右交互に打ち込み、ゆっくりとこじ開けてください。
  • 6.フタが割れましたら静かに開けてください。
  • 7.このように端から開けると簡単に開きます。
  • 8.左右交互にてこの原理で開けていきます。
  • 9.同じように繰り返し静かに開けていきます。
  • 10.フタが開きました。この時、樽酒の中に木屑が入りますのでお茶こし等ですくいます。
  • 11.もう一度フタを静かに乗せます。中のお酒は乾杯用として、鏡開きの前に2〜3割りの分量を、桝などにとりわけておきます。
  • 12. お酒がいっぱいのままですと鏡開きのとき、お酒がとびちることがあります。木槌に紅白のリボンを結び、鏡の中央に置きます。これで準備が整いました。
【お読み下さい】
※鏡(フタ)を開けてからの移動は酒がこぼれますので、なるべく鏡開きをする場所で行って下さい。

※樽酒のお取り扱いは丁寧にお願い致します。
(物にぶつけたり、乱暴に扱いますと漏れる場合がございます。ご注意願います。)

※保管は冷暗所または温度の上らない涼しい場所にお願いします。

※樽酒は出来るだけ1週間~14日以内にはお飲み下さい。
 (長く置きますと木香が強くなる傾向がございます。)

※残った酒はペットボトル等に移し冷蔵庫で保存し、なるべくお早めにお飲み下さい。

※「樽酒の開け方」はあくまでも参考です。なるべく経験のある方、慣れた方にお願い致します。 尚、樽を開ける際の破損や酒漏れに関しましてはあくまでもお客様の責任になります。弊社は一切の責任はお取り致しませんので予めご了承願います。